ナッツのまめ知識

VOL.162|紀元前からあった!レーズンの長い歴史

写真 私たち日本人の食生活に一番馴染んでいるドライフルーツといえば、レーズン♪パンやお菓子にたくさん使われていますね。そんなレーズンの歴史はご存じでしょうか?なんと、その起源は偶然発見されたモノだったのです…!
今日は、そんなレーズンの長く壮大(?)な歴史をご紹介します。

■レーズンは「偶然」発見された!
レーズンは、なんと紀元前に発見されました。木に生ったまま自然に乾燥していたぶどうを昔の人が見つけたことがキッカケで、レーズンの歴史が始まったと言われています。
レーズンの生産は紀元前13世紀頃から始められたと言われています。現在のスペインやギリシャ、イランの辺りでぶどうが栽培されて、レーズンが作られていたそうです。栄養たっぷりなレーズンは、当時薬として重宝されていたんだとか!

■海を渡って、宇宙にも行ったレーズン!?
その後もレーズンは広く重宝され続けました。
時が流れ、レーズンはコロンブスと共に航海し、マウントバーノンでジョージ・ワシントンの舌を楽しませ、1908年のロバート・E・ピアリーによる北極点到達を助け、1962年にはスコット・カーペンター宇宙飛行士に付き添い、宇宙に飛び立ちました。(スコット・カーペンター宇宙飛行士はレーズンが詰まったグラノーラのようなお菓子を持参して、宇宙で食べたそうです。)
長期保存が出来て、輸送も簡単で、美味しく栄養を摂ることができるレーズンの特性ゆえの、旅なのでした。

ぶどうパンやレーズンサンドに入ったレーズンを食べる時は、ぜひレーズンの旅路に思いを馳せてみてくださいね♪



VOL.161|「命の果実」プルーンの栄養素について

写真 プルーンといえば、「栄養豊富で体に良い!」そんなイメージがありますね。プルーンは、そのイメージの通り、コーカサス地方では「命の果実」、欧米では「ミラクルフルーツ」と呼ばれるほど、世界中で重宝されているフルーツなんです。では、実際にどんな栄養素が含まれているかご存じですか?今回は、プルーンが持っている栄養素についてご紹介します!

◆貧血予防に◎!鉄分
プルーンは、毎日の食生活だけでは不足しがちな鉄分を豊富に含んでいます。鉄分が不足すると、筋力低下や疲労を起こす原因にもなります。
◆むくみ解消!カリウム
カリウムは、体内の余分な塩分を排出してくれる栄養素。塩分を排出することで、むくみ解消に寄与してくれます♪
◆抗酸化作用たっぷり!アントシアニン
プルーンの皮にはアントシアニンが豊富に含まれています。強い抗酸化作用を持っているので、皮ごと食べるのが良いとされています。
◆最適なバランス!2種類の食物繊維
プルーンは、水溶性と不溶性、2種類の食物繊維をバランスよく豊富に含んでいます。血糖値の急な上昇を防いだり、腸内環境を整えたりする効果が期待できます♪

健康に嬉しい栄養素がギュッと詰まったプルーン。手軽に常備できて、毎日食べられるドライプルーンを食生活に取り入れてみませんか?



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