ナッツのまめ知識

VOL.167|酸化を防いで美味しさ長持ち♪ナッツの保存方法

写真 栄養豊富で保存が利き、ちょっと小腹が空いたときのおやつに常備しておきたいナッツ♪そんなナッツの美味しさを長持ちさせるために気を付けたい、保存時の注意ポイントをご紹介します!

ずばり、ナッツの天敵は「酸化」。
ナッツは脂肪分を多く含んでいるので、酸化しやすく、風味が変わってしまいやすい食品なんです。上手に酸化を防ぐことが、美味しさを長持ちさせるポイントです。

少しでも酸化を防いで、美味しいまま保存するには【密閉容器に入れて冷蔵庫】がオススメ!
酸化を防ぐには「直射日光・高温多湿」を防ぐのが重要なので、冷蔵庫がピッタリの保存場所なんですよ♪
それから、ナッツはにおいを吸いやすい性質があります。なので、においの強い食品とは一緒に保存しないように注意してくださいね。

大容量のナッツを購入して、すぐに食べきれない場合は【冷凍保存】がオススメ!
ジッパー付きの袋に入れたり、冷凍庫用の保存容器に入れたりしてくださいね。ナッツは脂肪分が豊富なので、カチコチに凍りません。解凍不要でそのまま使えます!
おやつにも、料理にも使えて、体に嬉しい栄養がたくさん詰まったナッツ♪
上手に保存して、毎日の食生活に取り入れてくださいね!



VOL.166|「ごちそう」だったマカデミアナッツ

写真 ナッツの王様と呼ばれる、栄養豊富で美味しいマカデミアナッツ。
実が木に生り、収穫するまでには5年ほどかかるのですが、一度実が生ればその後100年は美味しいマカデミアナッツを収穫できるといわれています。
マカデミアナッツの木は長寿や繁栄のシンボルにもなっているんですよ!

マカデミアナッツの原産国はオーストラリア。
昔々、オーストラリアの先住民アボリジニたちにとってマカデミアナッツは、ただの食料ではなく、「貴重なごちそう」でした。
マカデミアナッツは、お祝いの席や大切な人への手土産として、重宝されていたそうです。また、儀式の際の特別な贈り物としても使われていたんだとか!

カリッとした心地よい食感と、マカデミアナッツ特有の優しい甘みは、次から次へと手が伸びる美味しさです。
気が付いたら、ひと袋食べきってしまった!という経験がある方も多いのでは!?

次にマカデミアナッツを食べる時には、アボリジニの人たちに重宝されていた歴史に思いを馳せながら、「ごちそう」なマカデミアナッツをよ~く味わって召し上がってみてくださいね♪



VOL.165|カシューナッツで亜鉛を美味しく摂取!

写真 世界三大ナッツのひとつである、カシューナッツ。(ちなみに、他の2つはヘーゼルナッツとアーモンドです!)
なんとカシューナッツは、ナッツ類の中でトップクラスに亜鉛が一番多いナッツなんです。そして亜鉛には、気になる「アレ」をおさえてくれる効果があるんです。

■カシューナッツは髪の毛に嬉しい食べ物!
カシューナッツに豊富に含まれている亜鉛には、育毛作用があり、抜け毛を防ぐ効果があると言われています。
また、髪の毛の生成に不可欠な良質なたんぱく質や鉄分も豊富に含んでいるため、髪の毛にとても嬉しい食べ物なんです♪

■食生活にカシューナッツを取り入れよう♪
「最近、髪に元気がないかも…?」と思ったら、ぜひカシューナッツを継続的に召し上がってみてくださいね。
ちなみに、一日に食べる適切な量は約25gとされていて、粒にすると約13粒ほど。美味しさのあまり、食べ過ぎないようにご注意ください!



VOL.164|ナッツの女王「ピスタチオ」の歴史

写真 グリーンの美しい見た目と、豊富な栄養素を持つことから「ナッツの女王」と言われているピスタチオ。
実は、ものすご~く昔から食べられていたんです。今回はピスタチオの歴史をご紹介します!

ピスタチオの歴史は古く、なんと人類は9,000年も昔から食べていました。
はじめは古代トルコ、ペルシャなどの地中海沿岸地方で自然に生っていたものが食べられており、食用として栽培をするようになりました。

その後、ピスタチオは地中海沿岸地方からヨーロッパに広まるのですが、なんとそのキッカケを作ったのは植物愛好家なんだそう!
植物愛好家が、種子をローマに持ち込んだことを契機に、ヨーロッパ中に広まったと言われています。

また、シバの女王はピスタチオを大層気に入っており、アッシリアで育つ最良のピスタチオは彼女のため、また王宮の客だけのために収穫するように命令した、という話も。
それから、クレオパトラは、ハチミツやピスタチオ、乳香などを混ぜたフレグランスを愛用していたとのだとか。

女王様やクレオパトラをも魅了していたピスタチオ。
今度口にする時は、このピスタチオをクレオパトラも食べていたんだな…なんて思いを馳せながら召し上がってみてくださいね♪



VOL.163|パイナップルの酵素が持つスゴイ効果

写真 パイナップルには、スゴイ酵素が含まれています。その名前は「ブロメライン」!今回は、ブロメラインのことをご紹介します♪

■ブロメラインで風邪予防!
ブロメラインは、パイナップル特有のタンパク質分解酵素。抗炎症作用があり、喉の痛みや咳など、風邪の諸症状を抑える効果があると言われています。これから乾燥が厳しくなる冬は、特に積極的にパイナップルを摂りたいですね!

■お肉の消化を助ける!
タンパク質の分解を助けてくれるブロメラインは、胃もたれや消化不良を起こしにくくしてくれるんだそう。ヘビーな料理を食べた後のデザートには、パイナップルがおすすめです♪

甘酸っぱくて、いくらでも食べられちゃうドライパイナップル。
単体でつまむだけでなく、ヨーグルトに入れて召し上がるのも美味しいですよ。ぜひ日々の食生活に取り入れてみてくださいね!



VOL.162|紀元前からあった!レーズンの長い歴史

写真 私たち日本人の食生活に一番馴染んでいるドライフルーツといえば、レーズン♪パンやお菓子にたくさん使われていますね。そんなレーズンの歴史はご存じでしょうか?なんと、その起源は偶然発見されたモノだったのです…!
今日は、そんなレーズンの長く壮大(?)な歴史をご紹介します。

■レーズンは「偶然」発見された!
レーズンは、なんと紀元前に発見されました。木に生ったまま自然に乾燥していたぶどうを昔の人が見つけたことがキッカケで、レーズンの歴史が始まったと言われています。
レーズンの生産は紀元前13世紀頃から始められたと言われています。現在のスペインやギリシャ、イランの辺りでぶどうが栽培されて、レーズンが作られていたそうです。栄養たっぷりなレーズンは、当時薬として重宝されていたんだとか!

■海を渡って、宇宙にも行ったレーズン!?
その後もレーズンは広く重宝され続けました。
時が流れ、レーズンはコロンブスと共に航海し、マウントバーノンでジョージ・ワシントンの舌を楽しませ、1908年のロバート・E・ピアリーによる北極点到達を助け、1962年にはスコット・カーペンター宇宙飛行士に付き添い、宇宙に飛び立ちました。(スコット・カーペンター宇宙飛行士はレーズンが詰まったグラノーラのようなお菓子を持参して、宇宙で食べたそうです。)
長期保存が出来て、輸送も簡単で、美味しく栄養を摂ることができるレーズンの特性ゆえの、旅なのでした。

ぶどうパンやレーズンサンドに入ったレーズンを食べる時は、ぜひレーズンの旅路に思いを馳せてみてくださいね♪



VOL.161|「命の果実」プルーンの栄養素について

写真 プルーンといえば、「栄養豊富で体に良い!」そんなイメージがありますね。プルーンは、そのイメージの通り、コーカサス地方では「命の果実」、欧米では「ミラクルフルーツ」と呼ばれるほど、世界中で重宝されているフルーツなんです。では、実際にどんな栄養素が含まれているかご存じですか?今回は、プルーンが持っている栄養素についてご紹介します!

◆貧血予防に◎!鉄分
プルーンは、毎日の食生活だけでは不足しがちな鉄分を豊富に含んでいます。鉄分が不足すると、筋力低下や疲労を起こす原因にもなります。
◆むくみ解消!カリウム
カリウムは、体内の余分な塩分を排出してくれる栄養素。塩分を排出することで、むくみ解消に寄与してくれます♪
◆抗酸化作用たっぷり!アントシアニン
プルーンの皮にはアントシアニンが豊富に含まれています。強い抗酸化作用を持っているので、皮ごと食べるのが良いとされています。
◆最適なバランス!2種類の食物繊維
プルーンは、水溶性と不溶性、2種類の食物繊維をバランスよく豊富に含んでいます。血糖値の急な上昇を防いだり、腸内環境を整えたりする効果が期待できます♪

健康に嬉しい栄養素がギュッと詰まったプルーン。手軽に常備できて、毎日食べられるドライプルーンを食生活に取り入れてみませんか?



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