ナッツのまめ知識

VOL.50|女性に嬉しいヘーゼルナッツ

写真ヘーゼルナッツには、美容に有効な栄養素が豊富に含まれています。
たとえば、老化予防・健康な肌作りに良いことで知られるのはオリーブオイルですが、ヘーゼルナッツにはオリーブオイルの約2.5倍のビタミンEが含まれています。
その他、ヘーゼルナッツに特に多く含まれるオレイン酸も、実は肌の美容と深く関わっている栄養素なのです。

また、アンチエイジング効果の高い食品とも言われており、ビタミンEが多く含まれるだけでなく、カルシウム・マグネシウムなど他のナッツに比べて非常にバランスよく含まれています。
これらの栄養素は、細胞の代謝エネルギーを生み出しアンチエイジング(老化防止)に効果的な役割を果たしますので是非、積極的に取り入れていきたいですね。



VOL.49|【プルーン】の歴史

写真今回はぶどうについてのお話です。
ぶどうは乾燥させればレーズンになりますが、もちろん生食でも食べられますし、ワインやブランデーなどのアルコール飲料としても愛されています。

ワインの文明は古く、グルジア共和国では約7~8000年前から、ぶどうを土器に入れて貯蔵していました。ぶどうの果皮には天然の酵母が付着しているので、その結果ワインが出来たようです。

ワインはさまざまな場所で発見されていたようですが、ペルシャの逸話を1つご紹介しましょう。
ジャムシードの宮殿では季節外れにもブドウを食べるために、壺の中にブドウを保存していましたが、壺からは変な匂いがして、中で泡立っていたため、これは食べられない、ひょっとして毒かもしれないということで、取り除いておかれました。

一人のハーレムの乙女が神経性の頭痛のため、この毒で命を断とうとしましたが、死ぬどころかかえって気分が良くなり、よく眠れてすっかり元気になりました。彼女は素直にそのことを王に伝えたため、それ以来たくさんのワインが作られ、ジャムシードと宮殿の人々はこの新しい飲み物を飲んだとされているようです。

こんな話を聞くと想像が膨らみ、面白いですね。



VOL.48|塗料にもなるカシュー

写真今から百数十年前、オーストラリアの先住民たちが「ブッシュ・タッカー」といって好んで食べていた木の実の一つで、ヤマモガシ科の常緑樹の堅実。1880年代に移民たちの手によって防風林用樹木としてハワイに移植されました。その後品種改良の研究が進み、大規模農園が開拓され、ハワイ島が一大産地となりました。(現在、生産量はオーストラリアが第1位)

他のナッツに比べると生産量はまだまだ多くありませんが、年々増加しています。
マカデミアナッツには健康や美容によいとされる成分がたくさん含まれているため、今後もおいしい&ヘルシーなナッツとして人気が高まっていくでしょう。



VOL.47|ナッツの育て方

写真ナッツの種類によっては自宅で栽培することもできます。アーモンド・ヘーゼルナッツ・クルミなど。基本的にはさくらの育て方と同じで、日本のほとんどのところで栽培することができます。ナッツは落葉樹ですので、あまり暖かい地方では実りが悪いかもしれません。夏から秋にかけて実がなります。短いもので数年、長いものでも5年ほどで実がなるようです。

プランターや鉢植えで育てることがおすすめですが、大きく育てたい場合はお庭に直接植えてみるのもよいでしょう。ナッツの苗木はホームセンターの店頭ではあまりみかけませんが、お店に注文すればたいてい手に入ると思います。
ナッツが実るのを毎年楽しみに過ごすのもよいですね。



VOL.46|くるみはすごい

写真最新の研究によると、多価不飽和脂肪酸の摂取が2型糖尿病リスクの抑制に関係があると認められています。くるみは、他のナッツに比べて多価不飽和脂肪酸がとても豊富という特長があります。

くるみに含まれる良質な脂肪を適切な量、摂取することが美や健康を保つために大切なのです。
とり過ぎはやはりカロリーオーバーになってしまいます。おやつとして食べる時は、手のひらに1盛り、約7~8粒程度を目安に召し上がって下さい。

くるみは小さく砕いて、色々な料理に取り入れることが出来ます。くるみのレシピはまた次の機会にご紹介いたしましょう。

※2型糖尿病は血液中のブドウ糖(血糖)が正常より多くなる病気です。



VOL.45|寒い冬にこそドライフルーツ!

写真「ドライフルーツ」は、抗酸化作用の高いポリフェーノールや食物繊維にミネラルと美容と健康に欠かせない成分が凝縮されていて、「生のフルーツ」に比べて血行促進してカラダを温める”作用があります。冬の寒さで冷えきったカラダに優しい食材です。生のフルーツに比べると、その栄養価はとても高く、フルーツの甘みもギュッとつまっているので、疲れたときのエネルギーチャージとしても役立ちます。

ハーブティなどの飲み物に入れて、ドライフルーツの香りや甘みを楽しみながらカラダもココロも温められると嬉しいですね。



VOL.44|プルーンの上手な採り方

写真プルーンは、女性にうれしいさまざまな健康作用のある栄養豊かなフルーツで、便秘やダイエットにもとても効果的だと言われています。

ただ、採り入れ方には少し注意が必要です。
プルーンにはソルビートという成分が含まれており、1度に大量に摂取するとお腹がゆるくなってしまうことがあります。

またプルーンだけをたくさん食べることはおすすめできません。腸が収縮し、水分と一緒に重要な栄養分を排泄してしまうことになるのです。

毎日の食生活の中に少しずつ取り入れていくと、知らない間にスッキリ体系になっているかもしれませんね。



VOL.43|ドライ・パイナップルで花粉症を撃退!?

写真今回はドライフルーツのパイナップルにスポットを当ててみました。

ドライフルーツのパイナップルを、生のパイナップルより好んで食する人がいます。
ドライフルーツのパイナップルは、食しても口の中でヒリヒリした感じがなく、パイナップルの持つ本来の味わいを生かしつつ、豊富な栄養も凝縮されているのです。

ドライフルーツのパイナップルがもつ機能のなかでも注目したいのが、ブロメラインです。
これは、お肉をやわらかくしたりするたんぱく質分解酵素のひとつで、脂肪燃焼を促し、さらに筋力アップにも働きかけてくれることでも知られています。

また、花粉症にも効果があるといわれているんです。
ブロメラインを食後に摂る事でタンパク質の消化を促し、腸の免疫機構を過剰反応させないことが花粉症を発症させないポイント。

普段の食事の中にうまく取り入れて健康を保てるとよいですね。



VOL.42|レーズンの力

写真ぶどうにはカテキン・アントシア二ンなどいろんな種類のポリフェノールが入っていて、「ポリフェノールの宝庫」といわれています。最近では長寿やアンチエイジングで注目されているレスベラトロールも入っているということで大変注目を集めています。

このレスベラトロールは雑誌や新聞でも大きく取り上げられ、数多くの化粧品やサプリメントが販売されるほど、話題の成分なんです。

レスベラトロールには、たくさんの効果があり、女性にとって嬉しい美肌の効果も確認されています。肌を老化させる原因である活性酸素を除去し、新陳代謝を活発にさせる事によって、シミ・ソバカス、シワやたるみ等を予防する効果があると言われています。

この成分はぶどうの皮に含まれており、効果的にとるには皮ごと食べるのが一番。
レスベラトロールを1年中効率的にとることができるものが「レーズン」です。

日々の食事に「レーズン」を取り入れて、いつまでも美しい肌を保てると嬉しいですね。



VOL.41|香ばしいプラリネペーストを手作りで楽しむ

写真お菓子などに使う「プラリネペースト」、
作ってみると意外と簡単にできるんですよ。
食欲の秋、とても香ばしい香りのヘーゼルナッツを使ったプラリネペーストを作ってみてはいかがでしょうか。

材料はヘーゼルナッツ、グラニュー糖を100g、
塩ひとつまみ、水大さじ2杯の4つだけ。
オーブントースターでローストしたヘーゼルナッツを細かく砕きます。グラニュー糖、塩、水を鍋に入れ、火にかけてキャラメル状になるまで熱します。
そこへ砕いたヘーゼルナッツを入れよく混ぜ合わせ、冷まします。これをプラリネといいます。そして、これをペースト状になるまでミキサーにかけると
「プラリネペースト」の出来上がり!

ナッツの料理を作って、試してみませんか。
また、ペーストにする前の残ったプラリネは、粗く割ってチョコレートをかけ、
ナッツチョコレートにするのもおすすめです。

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