ナッツのまめ知識

VOL.70|子育てママの味方、レーズン!

写真子育て中の慌ただしい生活でもレーズンは摂取しやすく、栄養価の高い食べ物です。小さくて乾燥させてあるので携帯でき、1年中手に入る為、継続して食べられます。熱を加えることができ調理もしやすいです。

レーズンは鉄分、カリウムが豊富で貧血予防、むくみ解消効果があり、さらには美肌や便秘解消も期待できるので、産後ママの強い味方です。しかも1粒ずつそのまま食べることができるので、育児の合間、ちょっと小腹が空いた時にも便利です。

ただし、1粒が小さくて手軽に食べられることから量を制限しないでいると肥満の原因になります。カロリーが心配でしたら、1日の量を容器に入れましょう。そうすれば食べ過ぎず効率よく摂取できます。ヨーグルトの中に入れたり、スナック感覚で手軽に食べることのできるレーズン。子育てママには嬉しい食べ物です。



VOL.69|疲れた時にはクルミ

写真疲労が蓄積されてくると一晩寝ただけではなかなか疲労回復できません。十分な睡眠時間を取っているにも関わらず、あまり疲労回復しない状態になっているなら、疲労回復に効果的と言われているクルミはいかがでしょうか。

疲労回復にはエネルギーが必要であり、さらにはエネルギーを食物から生み出すために、酵素の力が必要です。エネルギーは炭水化物、脂質、たんぱく質の三大栄養素から作り出されます。ビタミンは酵素の働きを促進させて、エネルギーを効率的に吸収する手助けの働きがあります。

クルミには、代表的なエネルギー源である糖質は殆ど含まれていませんが、同様にエネルギー源となる脂質が多く含まれています。更に、ビタミン、ミネラル、たんぱく質が多種に渡り含まれているため、疲労によって損傷した組織や細胞の修復を促進することで疲労回復が期待できます。疲れた時にはクルミを食べて元気になりましょう。



VOL.68|マカデミアナッツで便秘解消

写真マカデミアナッツには三大栄養素の炭水化物・脂肪・タンパク質に加えてビタミンやミネラル、食物繊維まで含まれており、非常にバランスがいい食べ物だと言えます。食物繊維が多いとされるレタスには100gあたり約1.3gの食物繊維が含まれていると言われています。マカデミアナッツはその約6倍の8.6gですから、どれくらい食物繊維が多いかというのが一目瞭然です。
ちなみにレタス1玉大で約330gあります。マカデミアナッツと同等の食物繊維を摂取しようと思うと、結構な量を食べなければいけません。

また、このマカデミアナッツに含まれるオレイン酸には、胃腸の働きを活発にし、腸内環境をきれいにする働きがあります。そのため胃潰瘍の予防や便秘の改善に効果を発揮します。腸内環境をきれいに保つことで、太りにくくなったり、お肌が 荒れにくくなったり一石二鳥ですね!



VOL.67|ピスタチオで疲労回復

写真ピスタチオは、ナッツのなかでも、驚くほどのたくさんの栄養価が詰まっていることから、「ナッツの女王」と呼ばれています。実は他にも「緑の宝石」と呼ばれ、気品ある風味を楽しめるナッツとしても多くの人に昔から親しまれています。ピスタチオに含まれるビタミンB1は、糖質のエネルギー変換には不可欠なものです。誰もが1日のうち1回口にするご飯やパンからとった糖質をスムーズにエネルギーに変換することができるので、疲労回復効果があります。特にスポーツの前後に食べると疲労回復に良いようです。運動する方には、活性酸素による細胞の酸化を防ぐ 抗酸化物質、疲労予防・筋肉組織の回復を手助けするビタミンB6・カリウムが多く含まれているので栄養補給にも役立つ優れものです。

その為、スポーツの世界でも注目されているナッツです。日頃の生活で、疲れたなと感じる日には、ピスタチオを食べると良いかもしれません。



VOL.66|ダイエットにココナッツ!!

写真一般的に、「脂肪」はダイエットの天敵と言われています。ダイエットをしたい、しかし脂肪分が多い食べ物に限って、美味しいと感じてしまうのも事実……。そんな中で、主成分は「脂肪」であるのに、ダイエットに効果的なココナッツをご紹介します。ココナッツには、中鎖脂肪酸が多く含まれています。この中鎖脂肪酸には、脂肪をすぐに燃焼させ、エネルギーに変える働きがあります。また、利尿作用が高いと言われていますので、ダイエットには悩みの種でもある“むくみ”解消効果が期待できます。その他、ココナッツに含まれる「ラウリン酸」という成分は、動脈効果を防ぐHDL(善玉)コレステロール値を上げてくれる働きがあります。適量を摂ることで、体内のコレステロールのバランスを良くするだけでなく、甲状腺の機能も高めてくれます。

粒やパウダー、細かくされた状態のココナッツは、使い勝手が良いのがいいですね!お菓子作りにも重宝しますし、様々な料理を作る時にパパッと加えやすいのも魅力的です。特に、カレーやシチューに加えると、コクが出てほんのりとした甘みも足せます。是非、ココナッツを上手に摂取して、ダイエットにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。



VOL.65|ヘーゼルナッツで色白美人に

写真ナッツというと、クルミやアーモンド、ピーナッツ、カシューナッツが代表的存在です。それらに比べるとヘーゼルナッツはやや陰が薄い印象です。ナッツは全般的に体に良いとされています。しかし、美容効果で言うならヘーゼルナッツは群を抜いて優秀です。

注目したいのが、ヘーゼルナッツはポリフェノールなど抗酸化物質を多く含んでいます。まさにアンチエイジングのためのナッツと言ってもよいくらいです。中でもプロアントシアニジンという、ビタミンEやビタミンCよりも強い抗酸化作用を持つポリフェノールが他のナッツより豊富であることが特徴です。プロアントシアニジンは、紫外線を浴びることで進む細胞の酸化を低減し、メラニン増殖を抑える働きがあります 。さらには色素沈着を防ぎ、血流を良くすることから美白効果が期待できるようです。ぜひ、今日からヘーゼルナッツを食べて効果を試してみてはいかがでしょうか。ただし、他のナッツと同様にカロリーは高めですので、1日あたり一掴み程度を食べるようにし、食べ過ぎに注意しましょう。



VOL.64|カシューナッツは育毛に効果あり!

写真カシューナッツはナッツ類の中でも亜鉛が一番多く、亜鉛の効果は育毛作用があるため抜け毛予防におすすめできます。髪の毛の生成に不可欠な良質なたんぱく質も豊富に含まれています。また、鉄分不足は間接的に薄毛の原因になり得ますが、カシューナッツには鉄分も含まれている為、総合的にみて薄毛に効果的とされています。薄毛は男性だけの悩みに思われがちですが最近は食生活の変化の影響もあり女性で薄毛の悩みをお持ちの方も多く見かけるようになりました。抜け毛や薄毛に困っている方は、積極的にカシューナッツを取り入れ、是非効果を実感してください。

一日に食べる適切な量は約25gとされています。粒にすると約13粒です。体に良いからといって、食べ過ぎには注意しましょう。



VOL.63|プルーンは結腸がん予防に効果あり?!

写真ラットにおけるプルーンのがん予防特性の調査で、テキサスA&M大学とノースカロライナ大学が研究した結果、プルーンを含む食事が、結腸内部の善玉菌と微生物相の保持を促進し、結腸がんの発生を低下させる可能性が分かったようです。テキサスA&M大学栄養・食品科学学部の研究教授ナンシー・ターナー博士は、「さらに研究を続ける必要はあるもののプルーンの摂取が、結腸がんの予防に役立つ有効な栄養戦略となる可能性が示唆された。」との見解を示しています。

日本において、20代以降の女性の死因でがんは常に上位で推移しています。そのうち、結腸と直腸を合わせた大腸がんは、女性のがんの死亡数でなんと第1位、男性は第3位です。特に女性は高齢になるほどその割合が増加します。この事実からも、日本人女性にとってプルーンは頼もしい味方です。プルーンによって、お通じがよくなる効果はご存じの方も多いと思いますが、がん予防にも貢献してくれる可能性があるとは、嬉しい驚きなのではないでしょうか。



VOL.62|アーモンドはダイエット食材

写真「ニキビができる」「カロリーが高い」…そんなイメージのあるアーモンドですが、実はデトックス効果から若返り効果まで、素晴らしい効能がいっぱいです。確かにカロリー自体は高いのですが、実はダイエット食材と言われています。ハーバード大学の研究データによると、18歳から50歳の男女50人に半年間アーモンドを食べさせ続けたところ、なんと全員が5キロ以上痩せたという驚くべき結果が出たのです。さらに、ダイエットの大敵であるリバウンドも見られなかったそうです。

アーモンドダイエットはとっても簡単です。1日25粒アーモンドを食べるだけです。アーモンド25粒はおよそ手の平1杯分程度です。25粒以内であれば同じ食事量をしたとしても体重が落ちるようです。また、3食の食事前に分けて食べるのが理想であり、野菜サラダを一緒に食べるようにすればダイエットの相乗効果が期待できます。

男性の方も女性の方も、今日から積極的にアーモンドを取り入れてみませんか?アーモンドのダイエット作用をぜひ活用していきましょう。



VOL.61|カリフォルニアレーズンで虫歯予防

写真小学生がよく食べるおやつの順位は、1位スナック菓子、2位チョコレート、3位あめとなっています。これらの食品には、一般的に脂肪と砂糖が多く、食べすぎは栄養の偏りや肥満の原因につながります。成長期の子どもにとっておやつは、3度の食事で取りきれないエネルギーや栄養素を補う大切な食事の一部。少しでも栄養のあるものを選んで食べさせてあげたいですね。
カリフォルニアレーズンには、元気のもとになる糖質が豊富に含まれているほか、育ち盛り子供に不足しがちなカルシウムや鉄、食物繊維がバランスよく含まれています。小学生であれば、おやつの適量は1日150~200kcal程度。レーズンをそのまま食べる場合は50~60g程度が適量となります。

甘いものに目がない子供にとって、気掛かりなのが虫歯です。虫歯は食生活だけが原因ではありませんが、長時間ダラダラと食べるような習慣や、砂糖(ショ糖)をとり過ぎると虫歯菌に感染しやすくなります。
この点、カリフォルニアレーズンの甘味はブトウ糖と果糖です。おやつとして、また料理に加えるなど安心して食べられます。さらに、レーズンに含まれるオレアノール酸には、虫歯や歯周病の原因となる菌の増殖を抑え、歯や歯茎の健康を保つ働きがあることが分かってきました。甘いものが食べたくなったら、カリフォルニアレーズンの天然の甘味を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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