ミス・ユニバース・ジャパン
公式栄養コンサルタント
エリカ・アンギャル
食べて若返るマル秘メソッドを本に掲載しています。
『世界一の美女になるダイエット』
(幻冬舎)より一部抜粋
日本の女性たちよ、アーモンドの実力をもっと知って。
最近の研究によると、アーモンドを食べると、ダイエットを後押ししてくれるとの驚きのデータがあります。
ある実験では、アーモンドを摂取したグループは、しなかったグループに比べて62パーセント多く減量でき、56パーセントも体脂肪率が減ったの。アーモンドを摂取したグループは、ウエストサイズ減と、血圧低下も見られました。
なぜダイエットに効果があるのでしょう。それは、アーモンドを食べると、少量で満足感が得られ、腹持ちがよいため、その後の間食が減るからです。
アーモンドに含まれる良質の油が、食後2、3時間も血糖値を安定させます。
それにより、体内が脂肪を蓄えるのではなく、カロリー燃焼へとシフト。
甘いものやスナック類を欲しなくなります。繊維質も豊富で、カロリー吸収や脂肪吸収を阻止。栄養もギッシリで天然のサプリメントともいわれます。
また、アーモンドを摂取すると血行がよくなり、心臓にもお肌にもいい効果が見られます。
心臓病を予防する役割を果たす強力な抗酸化物質や、アルギニンというアミノ酸が血管を拡張する働きにより、血流促進につながるのです。
アーモンドだけでなく、クルミなどほかのナッツでも同様の効果があります。
買う時は必ず、原材料名を見て、油や食塩で調味をしていないものを購入しましょう。
★美女になる油のとり方
もっと食べるべき! |
【オメガ3】
必須脂肪酸。できるだけ摂取したい脂肪酸。
EPA、DHA、アルファ・リノレン酸などが代表的。
主な食材
・サーモン、マグ、イワシ、サバ、ブリ、サンマ
・クルミ ・大豆製品(豆腐など) |
良質なものをとりいれて |
【オメガ9】
必須ではないけれど、たっぷりとることをおすすめします。
悪玉コレステロールを減らし、善玉コレステロールを増やします。
また艶めく美肌のためにも。オレイン酸が代表的。
主な食材
・オリーブオイル ・アーモンド ・ピスタチオ ・カシューナッツ
・ヘーゼルナッツ ・マカデミアナッツ など |
量を減らして |
【オメガ6】
必須脂肪酸ですが、現代人は摂取過剰なので、減らした方がいいもの。リノール酸が代表的。
主な食材
●避けたほうがいいもの
・精製植物油
(サンフラワーオイル、べにばな油、大豆油、サラダオイル、など)
●おすすめのもの
・亜麻仁油、グレープシード油、ピスタチオナッツ、など |
『女性自身』より一部抜粋
「良質の油にはシワを少なくし、紫外線のダメージを予防する働きも期待できるんです。
たしかに、マーガリン、ショートニング、揚げ物などに含まれるトランス脂肪酸と呼ばれる油の過剰摂取は、老化を加速させ、脂性、大きく開いた毛穴、ニキビ、乾燥などあらゆる肌トラブルを招きます。その理由は、体内の活性酸素を増加させるから。
でも、だからといって、いい油までとらないと、美肌に最も効果のあるビタミンAの吸収がうまくいかなくなる恐れもあるんです」
いい油とはエクスラバージンのオリーブオイル、魚油、ナッツ類やその油、アボカドなど。そのなかでも美肌だけじゃなく、ダイエットにも優れているのがアーモンド。これなら簡単に摂取できそうだ。
「すごく言いたいのは、いい油は太らない!ということ。油は体を作るもので必須なんです。とらないと、カサカサ肌やアトピー、ホルモンバランスも悪くなり、うつ病の原因とも言われています。ですから、油を怖がらないで」 |